MOLMOL-BLog

こまごま備忘録です。
主に本のこと、猫のこと、音楽のことなど。さぼりぎみです。
最近須賀しのぶさんの本を何冊か読んでいたのですが、
とても重厚な物語で読み応えがありました。

昔コバルトで読んでたときの記憶が少しあるだけだったので、
大化けなさってる・・と。今まで読んでなかったのちょっと後悔しました。
大学ではドイツ史を専門にされていたとのこと。これからいろいろ読んでみよう。

この『革命前夜』はベルリンの壁が崩壊する前後の東ドイツ・ドレスデンの音楽学校が舞台。
ピアニストをめざす日本人留学生 眞山の視点から物語は語られていきます。

ベルリンの壁崩壊やソ連の崩壊のころ私は義務教育の真っ盛り。
テレビで見た映像のことや、歴史の先生が「これは試験には出ないけれど(近すぎて)、大変なことだ!!」
と興奮していたことが思いだされます。1972年生れの須賀さんはもう少しお姉さんになりますね。

まだ何冊かドイツ関連の著作を読んでる途中なので内容には触れませんが、
この小説に出てくるヒロインのドイツ女性がオルガニストさんなのです。
「私にあまり近づかないほうがいいわよ」と自分が国家に監視されていることを主人公に警告する、
ミステリアスなヒロイン。

彼女の好きなレパートリーがラインベルガーのオルガン曲。
「今は不当に評価されているけど、私は好きなの」と彼女は語ります。
(彼女:クリスタが作中で弾いていた♪オルガンソナタno.11 2楽章のCantilene)
生前は評価がたいへんに高かったというラインベルガー。
バイエルンのルートヴィヒ鏡い砲茲辰撞楪邀敖垢貿い爾蕕譟貴族にもなっています。
音楽の評価も時代によって目まぐるしく変化します。
脚光を浴びたり、忘れ去られたり、"再発見"されたり。

いまは全体にあんまりロマン派自体が人気ない時代かなあと思うのですが
またいつか変わるかもしれませんね。
それにしてもラインベルガーは極端に忘れられている感じなのかも。
こんなページを読ませていただきました。
 『Rheinbergeriana 忘れられた作曲家』/私設ラインベルガー研究室


ところで、私は今ラインベルガーの中では有名なソナタ#8のパッサカリアに取り組んでいます。
↑のサイトさんによると、このパッサカリアはラインベルガーの自信作で
ピアノや管弦楽のバージョンなどもつくられたし、
マックス・レーガーもこの曲の影響を受けてパッサカリア作品を山とつくってしまった
というお話でした。





一応お茶の傍らでゆるーっと、池坊も習っていたりするのですが、
2年に一度の支部展がありました。
お花の持ちもあってか、いつもこの季節なので
今まで生けたものは、紅梅⇒山茱萸⇒ラナンキュラス(お花屋さん)など。
今年はKさんのおうちで素敵なやぶ椿をいただきました。
椿好きだけど難しいんですよね・・・。
結局先生がたにおんぶにだっこだったような・・・。
椿は折れやすいので、花枝の向きを変えるときにはきゅっと捻って柔かくするのだそう。
先回の自由スタイルのお花がスペースオーバーだったので、
今回はスッキリ!を意識。
花器も今までに使ったことない、(家では猫がいるから不安定花器は使えないのだ)
背の高い花器を使ってみたくて。




たてはなにも用いられるという銅器に生花をすっと生けるのも恰好いいです。


先生による水仙の大作です。壇上にあってあんまり寄れなかったんだけど、
水仙の立華は針金も多用して、すっっごく大変。綺麗で気が遠くなります。
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目次

I いなくなる女の子たち
献身とヤバい女の子――――おかめ(おかめ伝説)
秘密とヤバい女の子――――うぐいす女房(見るなの座敷)
失望とヤバい女の子――――女盗人(今昔物語)
身だしなみとヤバい女の子――――虫愛づる姫君(堤中納言物語)

II キレる女の子たち
我慢とキレる女の子たち――――飯食わぬ嫁
仕事とヤバい女の子――――鬼怒沼の機織姫
第二の人生とヤバい女の子――――鬼神のお松
喧嘩とヤバい女の子――――イザナミノミコト(日本書紀・古事記)

III 人間やめる女の子たち
変身とヤバい女の子――――清姫(安珍・清姫伝説)
贈り物とヤバい女の子――――かぐや姫(竹取物語)
結婚とヤバい女の子――――オシラサマ(馬娘婚姻譚)
命とヤバい女の子――――八尾比丘尼

IV 殺す女の子たち
靴とヤバい女の子――――お露(怪談 牡丹燈篭)
別れとヤバい女の子――――乙姫(浦島太郎伝説)
幽霊とヤバい女の子――――お菊(落語 皿屋敷)
王子様とヤバい女の子――――ある末娘(猿婿入り)

V ハッピー・エンドの女の子たち
顔とヤバい女の子――――鉢かづき姫
距離とヤバい女の子――――織姫(七夕伝説)
理不尽とヤバい女の子――――トヨウケビメ(奈具の社)
女とヤバい女の子――――女右大将/有明の女御(有明の別れ)

あとがき
おまけ漫画 日本のヤバい女の子・ゴー・道成寺

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日本の古典に登場する個性豊かな女の子たち。
ぶっ飛んだおとぎ話に思えても、彼女たちも抑圧の中を一生懸命に生きていたはずという
作者さんの彼女たちによせる、優しくて、そして強い思いが時空と虚実を飛び越えて
縦横無尽に語られる、あたらしい彼女たちのおはなし。
キワモノみたいなタイトルですが、とても丁寧に描かれた作品で気に入りました♪
古典が好きな人にもそうでもない人にも、お薦めです。

web magazine「アパートメント」の連載を大幅加筆修正されています。
作者さん(テキスタイルデザイナーでもあるとのこと)によるイラストもとても魅力的。
かなり注目された本みたいでいろんな方が推薦文をよせていらっしゃいます。
中には最近亡くなられて寂しい、市原悦子さんも。。

●市原悦子(女優、「まんが日本昔ばなし」語り)
「私がやる昔話の役柄の中で一番好きなのは山姥です。
聞いた皆さんも山姥が合うとおっしゃいます。
山姥は人恋しさと、優しさと、恨みと、叶わなかった夢とが、人の何百倍もあるのかしら。
だからこそ山姥は魅力的なんだと思います。彼女達とこの本で再会出来て嬉しいです。
女はみんな花なのよ。自分を好きになってヤバい女の子になりましょう。」



ミュンヘンの旅、〆は駆け足で教会めぐり。
お天気があまり良くないので(冬だから仕方ないんだけれども)
採光が今一つですが少しまとめてみたいです。

オデオン広場近くのテアティーナ教会。バイエルン王マクシミリアン2世が
イタリア出身の王妃のために作らせたイタリアン・バロックな教会。
のちにつくられたファサードは黄色のロココ様式。
教会のなかは白漆喰で真っ白なのでバロックなのにすっきり見える美しい教会です。

説教壇だけが真っ黒でぴりっと締めてあります。




聖霊教会。本当は隣のペータース教会を目指していたので間違えてお邪魔しました。天井の装飾はアザム兄弟によるもの。雰囲気のある教会なのにピンク色の照明が強烈です。





聖ペータース教会はミュンヘンでは最古の教会なので
年寄りペーター、と呼ばれているそう。

祭壇がデコラティヴ!いきなりイタリアンバロックみたいな感じです。

次に訪れたのは・・・(今日すごい忙しいですね)

街のメインストリート・ノイハウザー通りに面するルネサンス様式の聖ミヒャエル教会。
外からはあんまり教会ぽくないですが、ここにはヴィッテルスバッハ家の王さまたちも眠っています。

ミュンヘンのガイドOGさんに、ここでオルガンのお昼のメディテーションがあると聞いていたので、
近くのカフェ(リシャール・ノイハウザー通り店)で軽くご飯を食べて時間を調整。
ホームメイドケーキ(パンケーキみたいな)の林檎ソースがけ。美味♪

オルガンによる瞑想のための時間が月〜金曜日の12:30〜12:45にひらかれています。


街角の装飾がきれいで思わずぱちり。
ここからアザム教会を目指します〜。途中でグリューワインをのんだのは内緒です。

途中で気になって御参りさせていただいた小さなチャペルがとても素敵だった!
一生懸命にお祈りされてる方がいたので写真は一枚だけ撮らせていただきました。

聖アンナ教会。




アザム教会(正式には聖ヨハン・ネポムク教会)。
ショッピングストリートの中にある小さな空間がちょっとびっくりする別世界になっています。


もともとは、18世紀の芸術家アザム兄弟が自分たちのために作ったプライベートな教会。
兄は壁画と建築、弟は彫刻を得意分野としたバロック末期のマルチアーティスト。
ネポムクの聖ヨハネというのは、14世紀のチェコ・南ボヘミアの司祭でのちに列聖された聖人らしく、プラハのカレル橋を訪れた方はもしかしたら触ったことがあるかもしれないです。


ここと、先ほどのアンナ教会は教会内部にサクがあってそれ以上中に入ることはできません。
アンナ教会もプライベートチャペルなのかな・・・。
狭いからこそ?濃密な独特のオーラがあります。

有名な教会みたいで、ひっきりなしに人が訪れていました。

ミュンヘンには沢山の教会があるので、行けなかったところもたくさんあるのですが、
旅から帰っていろんな方のHPやブログなどを読んで、さらに行きたい教会が増えてしまいました。
特に4travelのmilkさんの記事はとっても参考になりました♪
♪milkさん〜ミュンヘン街歩き〜美しい教会巡りと新市庁舎のからくり時計〜
♪milkさん〜ミュンヘン街歩き〜レジデンツとバロック様式の教会巡り&カフェ・ダルマイヤー〜
♪メレ山メレ子さんの記事〜ミュンヘンの小さな聖堂「アザム教会」のバロック濃密空間に圧倒される〜
♪やまねこの物語さん 散歩 ミュンヘンの教会




春コスメ、実はADDICTIONが気になっていたのですが、
他のを買ってしまったのと、既に品切れが出ていたりするので
今回は見送りかな〜。。「椿姫」やボッティチェッリ「春」がモチーフで素敵なんですけどね。

それにしても春のチークって可愛いんですよね。
私はすごいりんごほっぺとどう付き合っていったらいいのかよく分からず、
下地やチーク商品は実はけっこう持っているかもしれません・・・。
もうちょっと使いこなせるといいなあ。

ADDICTIONの水チークやMiMCのリップ&チークがお気に入りです。
ドラッグストアで売ってるセザンヌとキャンメイクも色々試せて好き好き♪
下地でかくす⇒(均一になるようにチークをベースに足す)⇒ミネラルファンデ⇒(ほぼカラーレスのパウダーチーク)
の順番で、実はあんまり発色のよさとかは求めてないのですが、
でも、なぜかチークって気持ちの上がるアイテム。
血色って、つまり生きてる証しだもんね。

*****

ところで、絵の中の昔の女性ってときどき、チークの位置が低めじゃないですか?
今回はミュンヘン在住??の絵の中の女性たちに迫ってみたいと思います。


アルテ・ピナコテークの図録のカバー・ガール(?)にもなっている、ロッホナーの祭壇画(部分)のマグダラのマリア様。透けそうなブルベの肌です。



フランス・ロココの宮廷画家ナティエの描いた女神フローラに扮した女性の肖像画。
ピーチ〜オレンジの頬がとてもヘルシー。


キルティン・ダンストのアントワネットちゃん。
ロココのチークはかなり低めですよね。

うん、やっぱり低め。
チークを低めに、まあるくというのは今日的にはちょっとどうかなと思うところもあるけど、
すごくイノセントな感じがするのかもしれませんね。ロココの目指すものってなんなのかな。
でも、フランス宮廷は全然イノセントな感じはしない・・・(笑)
ミュンヘン旅行で行けなかったヴィース教会と、市内で訪ねた数々のバロック〜ドイツロココの教会群のことを考えていたら、
ロココのことが最近またさっぱりわからなくなってしまったのでした。


ふたたびアルテピナコテークに戻ります。

ボローニャ出身のルネサンスの画家イル・フランチャの聖母子&天使。すごくかわいい〜。
ペルジーノやラファエロの作風とよく似ていますね。
にてない・・・
化粧品を買ったお店で最近話題のパーソナルカラーを見てくれることになって
お願いしてきました。
わたくしの素顔…皮膚が薄いので今の時期はシャレにならないりんごほっぺ。
診断にはかなり邪魔かとも思うんですが、とりあえず出していただきました。
"イエローベースの春"。
ただし、あちこちにブルーベース要因(ほっぺとか)があるので混在しているケースも
多いし、あくまで今日の診断ですよ、とのことでした。

雑誌の自己診断などではよく春or冬で出てきたのでまあまあ納得です。
しかし、スプリングはビタミンカラーやパステルカラーが得意というイメージでしたが
スプリングの診断に使うカラーを見る限りではこれはパステルではないですね。
どっちかというと、薄いパステルカラーはブルーベース夏の得意とする色なのかも・・・。
(ちなみに私はパステルはどちらかというと苦手。ベージュとか薄いグレーもあんまり得手ではありません。
マックスマーラの大人っぽい雰囲気とかすごく憧れるんですけど、なんかとても遠いです・・・)

ビビッドな暖色系が得意なのはよく言われるので実感あり、かな。
でも、黄味がかった色はどちらかというとあんまり選んでこなかったので
これからちょっと注目してみたいと思いました。じっさいの季節も春になりますしね。

カラーをみてくれたメイクさんも、カラー診断は似合わない・使えない色があるということではなくて、
似合う色を知っておいて、顔の近くにどんな色を持ってくると映えるか―
というテクニックですよ、と言っていました。
そう言ってくれると気が楽ですよね。
好きな色はかまわず着たらいいと思うし、着こなすコツもあるということです。


―ということを踏まえて、花王のサイトでアバターを作ってみたら、
なんと、あんず姫に・・・(笑) ふふふ・・・。
もちろんこんなにかわいくないですが、そんなに選択肢ないので
このへんでゆるしてください。(イエベ春だからってフリフリの服しか選択肢にないんですヨ!)
着物も一年に一度くらいしか着ないですが、
来週たまたま華展の手伝いで着ることになっていて、
あんずではないですがたちばなのブルーの着物を着ようかなと思っています。
たちばな好きなんですよ〜。


♪ちなみに今回選んでいただいたメイクレシピ。
赤リップが欲しかったのでそれをベースに組んでもらいました。
最近フルリニューアルした資生堂のオンパレード★
ちょっと気になっていたので丁度良かったです。4000円以上買うと診断料が無料という仕組みでした。
特にアイパレットがお気に入り。イエベ春にぴったり、とメイクしてくれたNさんのお墨付きでした。

essentialist eye palette#08/Jizou Street Reds
上の画像だとちょっと濃い目に映ってますが、一番左のピンク色は普段使いにもぴったりです。
見た目と違ってカッパー系のパールが入っているので、案外存在感がある…。
イエベなはずなのに何故かゴールド系がくすむ方なのでこれは使いやすそう。
ブラウンも沈んだりするのでなかなか合うものがなく、いつかまたBAさんに選んでもらおうと思いました。
ずーっとカウンターにはあんまりご縁が無かったのですが、たまには頼るのもいいのかも。