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こまごま備忘録です。
主に本のこと、猫のこと、音楽のことなど。さぼりぎみです。
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ちょっと話がとびます。
ミラノでは美術館を3つ廻ったのですが、
今回とても気になったのはマンテーニャの絵でした。

『熾天使のいる聖母子』Pinacoteca di Brera , Milano
写実性と遠近法、彫刻的な表現がかなり特徴あるルネサンスの画家ですが
正直なところ、今までに見た絵があんまり思いだせない・・・
(ウフィツィやルーブルにもあるはずなんですが、ほかの絵に気を取られてたんでしょうね)

なので今回はマンテーニャ作品との出会いになりました。
まずはこの聖母子にK.O.されました。

モデルを務めるのに疲れたのか寝てる子どもと、お母さんのふっくらとした手。
(もはやマリア様とかイエス様の名前は出てこないけど・・・)
マンテーニャはしっかりと冷徹なくらいにデッサンをとる人で、
美しい絵をめざしてるのとはちょっと違う方向を向いているように思うけど
(なにをもって美とするかは難しいですね)
そのまなざしのあたたかいのにほっとします。
上の熾天使たちも、モデルの子どもたちがしっかり実在してるような感じしますよね。
子どものくるくる変わる表情をデッサンしてるのを思い浮かべると面白いです。



『聖母子』ポルディ・ペッツォーリ美術館,Milano
じっさい、マントヴァの宮廷ではゴンザーガ候に家族同様に遇されて、
工房では弟子たちの面倒見もよい、人間的にも優れた親方だったと読んだ記憶が。(※あいまいです)

画家の老年、フェラーラから嫁いできたイザベッラ・デステはあんまりマンテーニャの作風が
お気に召さなかったけど、宮廷画家のポストはそのままでお願いしていたらしい。
まあ、イザベラ姫はまだ10代ですからもっとキラキラした絵が好きだよねきっと・・・。
(でもティツィアーノやダ・ヴィンチ(下絵だけ)が描いているイザベッラ・デステの肖像はそれほど感心できない出来栄え
なのでは?と思うので、マンテーニャに描かせていたらまた違う魅力が出たかもしれないのにね。
ただしどんな顔になってたかは謎・・・)


マンテーニャお得意の短縮法で描かれた有名な天井画。
天使のおしりがものすごい・・・。


palazzo ducale 天井画 夫妻の間,Mantova
マントヴァがいつか行ってみたい街になりました♪

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Mariinsky Ballet,Gergiev
マリインスキーによる本家ラヴロフスキー版のバレエのロミジュリ。古典だけどさすが音楽が自然に入ってきます。ジュリエットにはヴィシニョーワ。
生命力にあふれてて本当可愛いです。