MOLMOL-BLog

こまごま備忘録です。
主に本のこと、猫のこと、音楽のことなど。さぼりぎみです。

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★スカラ座のチケットの購入方法について★
日本の領事館がまとめてくださっている(※該当ページ)のと
スカラ座のホームページが参考になります。
でもチケットオフィスの開店時間など兎に角変更が多いのでかならず確認のこと。
私も最終的にはチケットオフィスの貼り紙とにらめっこしていました。

私は今回は、
★アカデミー公演のオペラは事前にインターネットで購入
 →ひと月以上前だったので普通郵便(…)でチケットが自宅に送られてくる
★バイエルンの客演は当日の開演1時間前にopenする劇場脇の奥のチケットオフィスで割引購入
のパターンでした。今回はこれでokだったのですが、オペラのシーズンに入ったらこんな買い方はできなくて、代理店のお世話にならないと手に入れづらいのかも。
しかし、海外のチケットってわりと購入しやすい気がしますー。
ネットで座席を選んで、買う。それだけのことが日本ではなぜできぬー。
いまでは日本でもできるホールも増えてきましたが、
それでもわかりにくいシステムがまだまだ多くて。日本のチケットの仕組みが私、一番分からないです…(´;ω;`)


開場前のディスカウントと天井桟敷の席の売り方がちょっとスゴイ・・・。
しかも値段はでたらめのような値段になるのだ!
正規で買う気がしなくなるかもしれませんが、
たくさんの空席に囲まれるくらいなら、私はアリだと思っています。
(海外の劇場の天井桟敷やボックス席のうしろのほうは、
場所によっては本当になんにもみえないので正規には確かに売ることができないという事情もあります)


※スカラ座の当日売り天井桟敷券について
・エクスペディアの記事
・アダム・フィッシャーのおっかけ氏の記事(新しい記事だし分かりやすい〜)
・のびこさんの体験記
・ヘラヤガラさんの体験記(詳しいです)

バイエルンのチケット、私は持ってなかったので並ぶのもちょっと考えたのですが
(楽しそうだし…)美術館や教会にも行きたかったので今回は割引販売のチケットにしました。
それに私が最後にネットで見た時点で8割がた空席というガラガラ具合だったんです。
(結果非常にいい席だったのでそれで正解でした。客入りもほぼ満席になってましたよ!どうなってるんだろうー)

でも、天井桟敷席販売のことがちょっと気になったので5時頃現地に行ってみたんですね。
そしたら、やってる、やってる・・・!と見物してるだけで楽しかったです。
名物の老婦人、ちょっと足を悪くされているようでしたがその傍らには男性がお手伝いしてましたよ。


―リストに名前を書いた人とのチケットの受け渡しが大方おわったあとのやりとり―
(私がかろうじてちょっと聞きとれるのは英語だけなので、以下かなり推測)

ドイツ語?の外国人 「?※*〜#※&%$$(ドイツ語)」
おばあちゃん 「ノー!イタリア語と英語しかダメよ」
(平たい顔族) 「・・・(今日はドイツのオケなのに)

旅行者っぽい男性(英語) 「並んでないんだけど、チケットほしいんだけど」
おばあちゃん 「この席はあんまりよく見えない席なの。
 スカラ座を楽しみたいんだったら、おすすめしないわ(キッパリ)
(平たい顔族) 「・・・。」


あらゆる意味でここはイタリアだなあーと思わせられますが
こんなアナログなやり方きらいではありません。


チケット購入にまつわるいろんな話を聞くのも楽しいですよね。
こんなコラムを見つけました。少し昔の話です。
欧州の劇場で見た、紳士たちの壮絶な席取り合戦

スカラ座はチケットのことなどメモしておこうと思ったので
忘れないうちにメモしておきます。
(チケット入手方法はちょっと独特なので次回かきますー)
スカラ座ではコンサートとオペラに行ったのですが、
スカラ座本体はオフシーズン・・・
というわけで留守なので客演のオーケストラと、アカデミー公演のオペラを観てきました。



まずは、バイエルン・スタッツオーパーのR.シュトラウス三昧。(とワーグナーの序曲)
歌姫にディアナ・ダムラウという豪華な客演でした。
指揮のペトレンコはまだ日本には来てないらしいのですが、
次期のベルリンフィルの指揮者に決まっているので今大注目ですね。
ヨーロッパ・ツアーの皮切りがこのスカラ座でした。




Richard Wagner

Prelude to Die Meistersinger von Nürnberg

Richard Strauss
Vier letzte Lieder〜4つの最後の歌
Sinfonia domestica

Musical Direction Kirill Petrenko
Soprano Diana Damrau

オーケストラ音痴の私は今回の曲もはじめて聴く曲のような・・・。

「家庭交響曲」ではハープも2台入って、フル編成のオケにびっくりしてましたが
(また、スカラ座の舞台があんまり大きくないのでともかくギューギュー)

※写真は来年のスカラ座の卓上カレンダーより。

弦楽器の弓なんかがしょっ中ボックスの客席をどついているような、
(それでなんらかのやり取りをしているような)のが見てとれておかしかったです。

「家庭」交響曲なのになんでこんなに編成が大きいのかわからないけれど
ペトレンコさんは小柄なのにスケールの大きい、生き生きした指揮ぷりでとても楽しめました。
帰ってから調べてたら、(wiki)この交響曲はシュトラウスの家族や家庭のようすを
曲にしたともいわれているそうで、夫婦喧嘩と仲直りのシーンなどがさまざまに描かれているそうです。
(烈しい家庭だなあ〜)

いつまで聴けるかわかりませんがwebでも聴けるようになっていますので
貼っておきますね。
https://www.br-klassik.de/audio/konzert-mit-kirill-petrenko-diana-damrau-und-dem-bayerischen-staatsorchester-100.html
美味しいもののお話を。
まずは生ハムもりあわせ〜しあわせ。
スペック(speck)という生ハムは燻製してから熟成させる、
トレンティーノ・アルト・アディジェ州が起源の名産なんだそうですー。


もうひとつ。ハムとチーズ盛り合わせ。
いつもパンをたべるお腹の余裕が無かったのですが、
アルト・アディジェ州はパンが名物ってガイドブックにあるのよね。いろいろ食べてみればよかったです。


こちらは牛肉のカルパッチョです。暗くてよく撮れてないけどすご旨でした。
これもまったくの生じゃなくて、くん製にしてあるような感じ。うまみ増してますてれネコ


グヤーシュにポレンタ添え。
グヤーシュというと、ハンガリーのパプリカいっぱいの赤いスープを思いだしますが、
これはパプリカ色ではないのね。お肉みっしりですが赤身ですし案外あっさりと食べれます。
ポレンタはとうもろこしの粉を練った主食。素朴でおいしいけどすごくお腹いっぱいになります〜。


こちらはポレンタ好き・Tさんのお皿。チーズがかけてあるのですが、
ブルーや紫のお花が散らしてあってすごくお洒落。


クネーデル。これはもとはドイツ料理なのかな・・・ジャガイモや小麦粉、パン粉等いろんな材料でつくるお団子のようです。
この3色のクネーデルだんごはそれぞれトウモロコシ、赤カブ、ホウレンソウが練りこまれています。
きれいな色にびっくり。そして美味しかった・・・。
(チェコのもっちりパン、クネードリキや、フランスのお魚入りのクネルもこの親戚らしいですね)
再現して作ってみたいけど、材料の"固くなったフランスパン"てのが案外難しい。
雨の国ジャポンでは、パンは堅くなる前にカビるバイキンですよ・・。ましてや今年のこのお天気。
乾燥してたらいいのだったら、パン粉でやってみようかな〜。
ちなみにクネーデルはデサートにもなるそうで、その場合果物ピューレなどが練り込んであるそう。

ドロミテでの最終日は先生宅でのディナーフォーク
ムニュは、生ハムのルッコラ&チーズ巻きが前菜に、野菜のグリルに豆乳仕立てのバーニャカウダソース、白ワインまるごとの超大人味・ポルチーニ茸のリゾットなど。
びっくりサイズで売っている外国材料でも手早くつくれちゃうMさんはじめ、皆様お料理まで上手でした。
私は役に立たないので別室で猫ちゃんと遊んだり・チェンバロを弾いたり・折り紙教室を開いたり
しておりました。気が付いたら写真がありません(泣!)が本当においしくて。ごちそうさまでしたー。


ちなみにこちら、私の簡単ミラノごはん。
(※しかも例によって食べかけでスマヌ・・・)

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ちょっと話がとびます。
ミラノでは美術館を3つ廻ったのですが、
今回とても気になったのはマンテーニャの絵でした。

『熾天使のいる聖母子』Pinacoteca di Brera , Milano
写実性と遠近法、彫刻的な表現がかなり特徴あるルネサンスの画家ですが
正直なところ、今までに見た絵があんまり思いだせない・・・
(ウフィツィやルーブルにもあるはずなんですが、ほかの絵に気を取られてたんでしょうね)

なので今回はマンテーニャ作品との出会いになりました。
まずはこの聖母子にK.O.されました。

モデルを務めるのに疲れたのか寝てる子どもと、お母さんのふっくらとした手。
(もはやマリア様とかイエス様の名前は出てこないけど・・・)
マンテーニャはしっかりと冷徹なくらいにデッサンをとる人で、
美しい絵をめざしてるのとはちょっと違う方向を向いているように思うけど
(なにをもって美とするかは難しいですね)
そのまなざしのあたたかいのにほっとします。
上の熾天使たちも、モデルの子どもたちがしっかり実在してるような感じしますよね。
子どものくるくる変わる表情をデッサンしてるのを思い浮かべると面白いです。



『聖母子』ポルディ・ペッツォーリ美術館,Milano
じっさい、マントヴァの宮廷ではゴンザーガ候に家族同様に遇されて、
工房では弟子たちの面倒見もよい、人間的にも優れた親方だったと読んだ記憶が。(※あいまいです)

画家の老年、フェラーラから嫁いできたイザベッラ・デステはあんまりマンテーニャの作風が
お気に召さなかったけど、宮廷画家のポストはそのままでお願いしていたらしい。
まあ、イザベラ姫はまだ10代ですからもっとキラキラした絵が好きだよねきっと・・・。
(でもティツィアーノやダ・ヴィンチ(下絵だけ)が描いているイザベッラ・デステの肖像はそれほど感心できない出来栄え
なのでは?と思うので、マンテーニャに描かせていたらまた違う魅力が出たかもしれないのにね。
ただしどんな顔になってたかは謎・・・)


マンテーニャお得意の短縮法で描かれた有名な天井画。
天使のおしりがものすごい・・・。


palazzo ducale 天井画 夫妻の間,Mantova
マントヴァがいつか行ってみたい街になりました♪
プレダッツォの教会にて。
ここも谷では大きな村で、wiki情報だと面積はダントツだし人口も一番多いのかな。

オルガンはというと・・・祭壇の奥にあるのですが写真とっても撮りづらい。
祭壇は石で出来てるので一歩も動けないんだそうなのです。
こちらの教会は文化財でいっぱいなので、オルガンをつくるにも制約が沢山ありそう〜。
私たちも石の間に挟まれながら(ときどき体をぶつけながら)のレッスンとなりましたが、
そんな制約をものともしない、豊かな音色のロマン派オルガンでした。
全体像が撮れないのですが、こちらもZeniさんの工房のオルガン。

ふだん、違うタイプのオルガンを触るということがないのですが、
こうしていろんな楽器を弾くと、
それぞれのオルガンには固有の音色と、それぞれのはっきりした特徴と様式があって、
弾きやすい曲・弾きづらい曲がおのずと決まってくる…というのがすとんと理解できます。
同じビルダーさんの手になるオルガン(ひとつは修復ですが)でこうなのですから、
世の中にはもちろん数多の楽器があるわけで。一台一台個性が違うのです。
どんな楽器でも特性を生かして素敵な演奏のできるオルガニストは本当すごいです。
(私のオルガンの先生はコンサートの前に2時間練習の時間をもらうそうなのですが、2時間て・・・。)


ちょっといろんなもの置きすぎの祭壇。
今年はカトリックの"いつくしみの特別聖年"にあたるみたいで、
ヴァチカンへの巡礼者も多く、聖ピエトロ大聖堂では聖なる扉が特別に開いているそうですよ。

♪本日の曲 Choral in B minor, FWV 39(Trois chorals pour orgue) /César Franck[1822-1890]
夏の発表会で弾いた曲だったのですが(ホールの使用に制限時間があってだいぶ抜粋した)
しばらく燃え尽きてたせいか少しの間に弾けなくなってる・・・!という出来だったんだけどネコ
ストップも多いし、残響も長くて(もうちょっと弾けたら)恰好いいだろうなあ〜と思いました。レガートはもっと勉強したいですね。



オルガンの箱の脇が格子になってて、内部がこっそりのぞけます。



教会の後部にあるこちらは古いオルガン。いまは音が出ないのだそう。


プレダッツォの街角にて。ベランダにぎっしりの花はなんだろう・・・?菊?
外国では最近よく菊がハンギングになってたりします。
カヴァレーゼ村の教会です。

この村はフィエンメ渓谷のなかでは一番大きな村らしいのですが、
広い緑の自然公園みたいな中にある教会なので、道中とっても気持ちいい〜。
日本からのアカデミー参加の皆さんはこの近くに泊まってらっしゃってました。
森林浴散歩を楽しまれたのではないでしょうか♪


教会のタンパンです。古いのか新しいのかよくわからない・・・。
今日はここからは入れませんでした。


教会はミサの時以外は(?)閉まっているので、結局オルガニスト用の出入り口しか通っていないのですが、なんか音響よさそうですよね。下でも聴いてみたかったなー。
(オルガンの音は、聴く場所によって響きがかなり変わります。教会堂全体がひとつの楽器みたいに感じることも。)


もともとは18世紀の古い楽器だったものをZeni工房で修復して、
さらにいろんな曲が弾けるように一段鍵盤だったものを二段に、と
鍵盤やパイプが増やしてあります。(リュック[背中の]ポジティフの箱が新しいもの)
オリジナルの音色はそのままとのことですが、教会と調和するとってもいい音。
いつまでも聴いていたいような感じでした。
古いオルガンの音はなんとなくまろやかに聞こえます。
新しい音色も、沢山の人の手を介して大切に時と修復を重ねながら、
いつかまた変わっていくのかなと思いました。


オルガンのふいごは新しいもの。


Idaさん、バッハのコラールを弾いてます。
マーブルに装飾されたオルガンの箱の装飾きれいですね♪


草花の模様とラテン語がちりばめられています。
Gloria in excelsis deo et in ter(r)a
pax hominibus bonae voluntatis(たぶん・・・)
―いと高きところには、栄光、神にあれ。地には平和、御心に適う人にあれ。
オルガンの頭上から天使が見守っていてくれるような感じですね。

♪本日の曲 Pieces en G.RĒ SOL Mineur /Jean-François Dandrieu[1682-1738]
本当は私もバッハを持ってきたんだけど、なんとなくフレンチ気分になってダンドリューに。
出発前に曲を選んでるときに突然先生がダンドリューの組曲がいいんじゃない?と。
(たぶんフランクがすごいことになりそうで心配されてた)・・・それに、組曲はとっても音選びが楽しいんですよー。
これは私がオルガンを習いはじめて初めての発表会で弾いた曲。当時よりはうまくなってるといいな。




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Mariinsky Ballet,Gergiev
マリインスキーによる本家ラヴロフスキー版のバレエのロミジュリ。古典だけどさすが音楽が自然に入ってきます。ジュリエットにはヴィシニョーワ。
生命力にあふれてて本当可愛いです。